- 推論(inference)について考える。
- All circles are figures; ∴ All who draw circles draw figures.
- この推論を monadic schemata に変換してみる。
- 'F'を「円である」、'G'を「図形である」とすると、前提(the premise)は、
∀x(Fx -> Gx).
となる。
結論(the conclusionは、'H'を'{w: w draws a circle}'として、'J'を'{w: w draws a figure}'とすると、
∀x(Hx -> Jx).
となる。これ、一応それぞれを表現はしているけど、この前提の表現から結論は、推論によっては導かれない。 - そこで、dyadic schemata。
- 'F'と'G'は上のままとし、'Hyx'を'y draws x'とすると、結論は、
∀y[∃x(Fx . Hyx) -> ∃x(Gx . Hyx)].
と表現できる。これ、ちょっとしっくりこない。 ∀y∃x[(Fx . Hyx) -> (Gx . Hyx)] の方が合っているような気もする。でもこちらがよろしくないのは、'∀x(Fx -> Gx)'の内容を含んじゃっているから、だろうな。なので、前提、
∀x(Fx -> Gx).
から、上の結論が imply される、という全体構成になるのが正しいと。 - 次の例。
Premise : There is a painting that all critics admire;
Conclusion : Every critic admires some painting or other.
これをdyadic schemata で表す。
'Gx' : 'x is a critic'
'Hxy' : 'x admires y'
'Fy' : 'y is a painting'
Premise : '∃y(Fy . ∀x(Gx -> Hxy))'
Conclusion : '∀x[Gx -> ∃y(Fy . Hxy)]'
うーん。dyadic schemata になると自然言語との対応がやたら難しくなる。 - 次の例。
Premise : There is a philosopher whom all philosophers contradict.
Conclusion : There is a philosopher who contradicts himself.
'Fx' : 'x is a philosopher'
'Gxy' : 'y contradicts x'
Premise : '∃y[Fy . ∀x(Fx -> Gxy)]'
Conclusion : '∃x(Fx . Gxx)'
一日あたりちょっとしか進まないのがなんとも。。。
こつこつ。
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