2009年9月2日水曜日

【MoL】27 Schemata Extended (3)


  • '∀x∃yFxy' と '∃y∀xFxy' の違い。
    'Fxy' を 'x and y are the same thing' であるとする。

    すると、

    7: '∀x∃y(x and y are the same thing)'
    8: '∃y∀x(x and y are the same thing)'

    となる。

    7について考える。何を an object x として選んでも、そのx自身についてはFはなりたつので、7は真である。
    8について考える。an universe が an object x ひとつしか含まないとする。すると、8は真である。しかし、objects が二つ以上ある場合は、「他の全てと同じとなるan objectが存在する」というのは偽である。

  • さて、この章で導入したものはmonadicに限らない the quantificational schemata である。'p', 'q', 'Fx', 'Fy', 'Gx', 'Hxy', 'Hxx', 'Fxyz' などなど。
  • これによって、schemataの表現力があがることをここまでみてきた。
  • schemata が拡張された以外は、interpretation であったり、validityであったりの定義は以前と同じ。
  • しかし、34章でやることだが、validityやconsistencyを判断するための a decision procedure となる機構は構築不可能なのである。
  • a decision procedure for validity が無いことは、procedures for proving validity の存在を否定するものではない。これはありえる。それを構築するのがPart III の主題。

こつこつ。

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