2009年9月27日日曜日

【LPL】8章 条件文の論理

8章完了。

  • 8章だけで練習問題が53問。タフだった。。。
  • 内容的には2つのことだった。

    • 条件文の証明について、非形式的なものと形式的なものを導入。
      これで真理関数的結合子の演繹体系が構築完了となった。
    • 真理関数的結合子の演繹体系の健全性と完全性の紹介。

  • 用語の整理でありがたかったこと。「健全な論証」と「演繹体系の健全性」との両方に「健全」という言葉がでてくるが、ほとんど関係がないということ。「真理関数的に完全な結合子セット」と「演繹体系の完全性」との両方に「完全」という言葉がでてくるが、これもしかり。
  • 完全性と健全性の覚え方というか、表現に仕方も勉強になった。次のように覚えておくとよい。(Ftを真理関数的結合子の演繹体系とする)

    • Ftの完全性:トートロジー的帰結ならば、Ftで証明可能。
    • Ftの健全性:トートロジー的帰結でないならば、Ftで証明不可能。

  • 健全性の表現については、この対偶の場合が多いが、こちらの方が実用的である。

第一部 命題論理が完了。

ついに、第二部 限量子、だ。
この本では挫折せずにやりきれるのだろうか。。。

こつこつ。

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