- No F are G. のようなstatementsを考えはじめたのがPart II。
- これは、Part Iのschemataでは表現できない。
- さて、FとかGは、自然言語でいうと名詞にあたる。論理学ではgeneral termsと言う。
- このFとかGは、いろいろなobjectsにおいて、'is true of'となるようなものである。論理学用語としては'is true of'のところを'denotes'と言う。
- 記法の導入。あるobject xがFであることをFxと書くことにする。
- すると、FxとかGxは、Part Iの真理関数的表現の素材になれて、次のようなstatementを構成できる。
Fx.-Gx.V.Gx→Hx.
すなわちFxは、sentence schemataの新種である。
これをxを括り出して、次のように略記する。
[F-GV(G→H)]x. - この略記の結果でてきた-GとかG→Hとか(つまりxが略記された状態)を boolean term schemata と呼ぶ。
- 例えば、Fが黒いということを表し、Gが白鳥であるということを表すなら、FGは黒い白鳥を表し、F-Gは黒くて白鳥では無いものを表す。
注意:swans *or* blackは、FVGだが、これはswans *and* black thingsを表す。swans *and* blacは、FGだが、swans *or* blackではなく単にblack swansを表す。 - validity、consistencyなどの概念は、truth functionalのものをそのまま採用できる。次のような感じ。
- まず、'[F∨-F]xがvalidである'、の別の記法として'F∨-Fがvalidである'を許す。
- さて、'Fv-F'がvalidである、ということはこのterm schemaが
- 何らかのtermであるということなのだが、
- それがどんなtermであるかというと、
- 対象としてるschema(この例ではF∨-F)に現われる全ての文字(この例ではFのみ)に対する任意のinterpretationにおいて、
- 任意のobjects x について'is true of'となるようなterm
- ということ。
- 何らかのtermであるということなのだが、
- まず、'[F∨-F]xがvalidである'、の別の記法として'F∨-Fがvalidである'を許す。
- さて、ここで'文字の任意のinterpretation'って何ですか? と。それは次のように考える。
- まず、今論理的に取り扱おうとしているuniverse of discourse (お話の世界?)というものを考える。話題とか観点とかのニュアンスなのかなぁ。
- いずれにしても、termsを解釈するということは、話題の特定がまず必要という程度に理解しておく。
- で、universe of discourseを決めるということは、すなわち、その議論に出てくるobjectsを決める(特定する)ということだよ、と。
- その上で、文字'F'のinterpretationとは、前行で特定したobjectsの中で、'F'が'is true of'となるobjects達のことである。
- まず、今論理的に取り扱おうとしているuniverse of discourse (お話の世界?)というものを考える。話題とか観点とかのニュアンスなのかなぁ。
- 解釈が定義できたので、validも定義できる。
- A valid term schemaとは、
- 任意のchosen universeにおける
- 全てのobjectsについて、
- そのterm schemaにどのようなinterpretationを採用しても、
- 'is true of'となるようなschemaである。
- 原文は、、、
"A valid term schema, then, is one that will come out true of all objects of any chosen universe under all interpretations, within that universe, of its term letters."
- A valid term schemaとは、
- consistentも定義できる。原文まま引用。
"A consistent term schema is true of some objects of some universes under some interpretations of its term letters." - implyも定義できる。原文まま引用。
"One term schema implies another when, in every universe of discourse, every interpretation makes the second schema come out true of everything that the first comes out true of." - さて、boolean term schemataは、構造としてはPart Iのtruth-functional schemataと同じなので、validityやconsistencyやimplicationを検査するのにPart Iのtruth-value analysis を使える。'p'や'q'の代わりに'F'や'G'があるという感じ。真理値分析においては'F'や'G'のところにTや⊥を入れる。'F'は'Fx'(sentence schema)の略記であることに立ち戻れば、これも不自然はない?
いちおう逐語的には理解したけど、イメージはもやもやしている。
この章、ごつい。この章だけで一週間かかるかもしれない。
こつこつ。
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