2008年9月12日金曜日

【シプサ】5 帰着可能性 (その9)

うむ。吐き気がするがちょっとだけ考えてみる。正規言語と写像帰着の関係について。

  • この関係を考えるときに、「正規言語の任意の部分集合は正規言語といえるのだろうか」ということが気になっている。
  • これがいえるからといって、演習問題が解けるとは限らないのだが、なんだか気になる。
  • で、ちょっと考えてみる。
  • まず、有限集合である言語は、全て正規言語ではないか、ということ。
  • これはその有限の文字列を全て分岐して試すようなNFAを構成できるので真。
  • そうすると、部分集合が無限集合のときだけ考えればよいことになる。
  • 無限集合である正規言語を考えるとき、その無限を生み出しているのは正規表現でいうとスター演算のみであることに気付く。
  • Σ={0}, L = Σ* = {ε, 0, 00, 000, ...}として、0の個数が2^n個のものだけを取り出して言語をなしたとすると、それはどうも正規表現で書けそうにないので偽なのだろう。

  • ちょっと演習問題まで考えてみる。
  • たしか、「A <=m BでBが正規言語のときに、Aが正規言語といえるかどうか」ということだったはず。(問題を見返す元気もない。。。)
  • ここで、w∈A <=> f(w)∈B だったはず。
  • 上で見た例を適用するとどうなるか。
  • L(B) = Σ*とする。
  • L(A) = {w | wは0以外の文字を含まない文字列。ただし0の個数が2^nである。ここでnは自然数}とする。
  • fは、「文字列に0以外を含むなら、入力文字に写像。文字列が0以外を含まず長さが2^nならBの該当要素に写像。これら以外なら、1に写像」とするとする。
  • そうするとfは帰着写像になっている。
  • これはBが正規言語だが、それへの帰着写像が存在するAは正規言語ではない。
  • これで反例をしめせた。

  • 本当か?
  • 精査する余力がない。。。
  • 次回、精査することにする。

こつこつ。

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