- 「E[LBA]は判定不可能である」
- A[TM]からの帰着で確認する。E[LBA]が判定可能 -> A[TM]が判定可能。どう帰着できるか。
- 「TM Mと入力 w に対してあるLBA B を構成する。LBA Bの空性検査をすると、Mがwを受理できるかどうか判定できる」ということを実現できればよさげ。しかしBはどんなものか?
- Bは、「wに対するMの計算履歴の表現」を入力として受け取る。
- そして、それが受理計算履歴なときにそれを受理する。ちょっとメタ。
- するとL(B)は、たったひとつの文字列を含むか、空集合かである。
- こんな方針。
- Bは、「wに対するMの計算履歴の表現」を入力として受け取る。
- 整理して書いてみる。
- E[LBA]を判定するTM R が存在するとする。
- TM Mとwがある。
- TM Sがあり、それはMとwに応じて動作(自己構成?)する次のような機構をもっている。
- TM S は、Mとwから上で述べたLBA Bを構成する。
- LBA Bの概要。
- LBA Bの入力は計算状態を"#"で区切って連結したものとする。
- C1が開始状態であり、Clが受理状態であり、CiからCi+1がMの遷移関数によって導出されることを確認する。
- LBA Bの概要。
- LBA Bから表現<B>を作る。
- それをRに入力する。
- Rがそれを受理するならば、Sは拒否する。Rがそれを拒否するならば、Sは受理する。
- TM S は、Mとwから上で述べたLBA Bを構成する。
- このTM Sは、A[TM]を判定する。
- A[TM]は判定不可能だから矛盾が発生しており、仮定したTM Rは存在しない。
- ゆえにE[LBA]は判定不可能である。■
- E[LBA]を判定するTM R が存在するとする。
- A[TM]からの帰着で確認する。E[LBA]が判定可能 -> A[TM]が判定可能。どう帰着できるか。
これ結構複雑だよなぁ。
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