2013年12月12日木曜日

[脱・日] 第1章 日本語の音と音声学の基礎 (1)

これはなかなかすごい。

まず、自分自身に驚くのだが、日本語の調音についてほとんど無知であることを知った。知ってるつもり、というレベルではなく、存在として認識していなかったに等しい。

次に、日本語の調音を自分で発声しながら探っていくことが、調音を理解するのにこれほど有効とは思わなかった。そしてそのことは、この本に書かれている日本語の調音が、巷の英語発音本で軽く触れられているような日本語調音の説明とはレベルが違うことに支えられている。そして、そういう巷の説明がいかにいいかげんかということに気がつき、驚いた。

そして、日本語の調音がかなり複雑である事実に驚いた。例えば「ん」は、後続の文字(発音)によって7種類が使いわけられているのだ。このことから、いくつかの私自身の誤謬があきらかになった。まず第一に、英語よりも日本語の方が発音の種類が少なく、発音も簡単という誤謬だ。そんなことはない。例えば「ん」を含む単語を正しく発音することは、日本語ネイティブ以外には結構難題だ。第二に、英語ネイティブが日本語をしゃべるときにあのような特有のしゃべり方になるのは、アクセントと複式呼吸を多用する発声方法にあると思っていた。それは一因なのだが、実は彼らが発音しにくい日本語の発音があり、それを英語にある発音で代用していることも大きな原因なのだと思う。

これらの説明の中に、どの日本語の調音が、外国語を発音する際に日本語なまりの要因となるのかのポインタが置いてある。その詳細は先の章にて解説される構成になっている。

まだこの章自体、半分程度。

こつこつ。

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