2009年11月11日水曜日

【LPL】9章 限量入門 (5)


  • 9.6 複合名詞句の翻訳

    • この節は、自然言語の文をFOLに翻訳する練習。
    • 特に限量表現が絡むもの。
    • 会話の含みと限量についての説明あり。
    • まず、「空疎に真な一般文」について。
    • 例えば、
      ∀y(Tet(y) → Small(y)).
      これは四面体が存在していて、それらが全てSmallならば真である。しかし真になるのはそれだけではない。四面体がまったく存在しない談話領域でも真である。四面体がまったく存在しないという単純な事実によって真となる、ということを空疎に真という。
    • 続いて、「本質的に空疎」について。
    • 例えば、
      ∀y(Tet(y) → Cube(y))
      も談話領域によっては真となる。ただし、これが真となりえるのは、空疎な真のときだけだ。こういう場合を「本質的に空疎」と言う。



さあ、練習問題。7問、トータル70文くらいの翻訳。のんびりいこう。

こつこつ。

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