C言語の書籍とかUnix APIプログラミングの書籍を読んでも、どうも実際のプログラミングとは距離があるなぁ、と感じていた部分がここだったのか、とも感じた。
また、題材が、Unixシェルを作るためのライブラリというのが面白い。これはいいオモチャを見付けた。先々、いろいろいじってみたい。
** 8(US 9) 小規模なGNU Autotoolsプロジェクト
- 今までの章で学んだことを含めて、小規模なサンプ
ルをいじってみるという内容。
- これは楽しみ。
- 本書では、トップレベルをきれいにしておくために
Autotools中間ファイル(install-shなど)をconfig/
に入れておく、と書かれている。small-1.0ではこう
なっているが、small-2.0では違う。config/ を使う
のはすでに時代遅れということか。
- いや、調べてみると、それはmakeが作るものとなっていた。
- さて、small-2.0のトップレベルはこんな感じ。
Makefile.am
bootstrap
config-h.in~
configure.ac
m4/
replace/
sic/
src/
- config-h.in~が、いまのところ謎。とくに'~'が、、、
- GNUのC言語のスタイルでは、
int func(void)
を
int
func(void)
とするのはソース検索のためだったのか。それだけ
なのかなぁ。
- libibertyとlibitにフォールバック関数のノウハウ
が蓄積されている。
- Sicというプロジェクトをやってみる。このプロジェ
クトは、Unixシェルのベースを提供するポータブルな
ライブラリを提供するのが目的。
- GNU Autotoolsプロジェクトの実戦的な基礎がつまっ
ている。これはいい!
- このサンプルソースは問題なくビルドできた。
- シェルが動いている!
small-2.0 $ ./src/sic
] date
2009年 11月 19日 木曜日 02:59:19 JST
] ls -F
Makefile autom4te.cache/ config-h.in config.status* m4/ stamp-h1
Makefile.am autoscan.log config-h.in~ configure* replace/
Makefile.in bootstrap* config.h configure.ac sic/
aclocal.m4 config/ config.log configure.scan src/
] exit
small-2.0 $
こつこつ。
0 件のコメント:
コメントを投稿