2009年9月7日月曜日

【MoL】28 Substitution Extended

ちょっと間があいてしまった。いかんなぁ。


  • monadic quantificational schemata から sentences を作るということは、substitution of abstracts によってスムースに取扱うことができた。

    • なんだったっけ?
    • monadic quantificational schemata から sentences をつくる方法を決める。
    • 'Fx'について決めれば、あとは truth-functional でいけるだろう。
    • 'Fx'を再度、'F'と'x'に分解して考える。{w: Fw}x <-> Fx であった。
    • 'F' は常にa term abstract として書ける。
    • 'x' は a free variable であり、'a' などのan object と同等である。
    • というわけで、monadic quantificational schemata から sentences をつくるには、term abstracts の部分に open sentences を入れればよい、ということになった。

  • polyadic schemata ではどうか。また'Fxy'、'Fyx' と 'Fxx' というのはどういう関係にあるのか。
  • さて、まず sentences となった状態を考える。
    ∃x(y amuses x more than y amuses y)
    ∨ ∃x(x amuses y more than y amuses x)
    .-> ∃x(x amuses x more than y amuses x).
  • これが、
    ∃xFxy ∨ ∃xFyx .-> ∃xFxx.
    に対して何らかの substitutions を実施した結果として得られるようにしたい。
  • polyadic な abstracts を導入する。
    ここでいえば、

    F : {zw: w amuses z more than y amuses w}.

    である。
  • さて、monadic の場合は、term abstracts というのは英語の関係節の拡張というか抽象であった。
  • では、polyadic の場合は、何なのか。これも英語の関係節の拡張というか抽象である。ただし英語の中に、よく相当するものは存在しない。
  • その理由のひとつに、英語での関係節というのは、ほとんどの場合が、関係節単体で使われるのではなく、限量子と関係節の組み合わせとして使われるということがある。
  • ひとたび、限量子と組み合わせられると、polyadic の term abstracts は monadic の term abstracts で表現できてしまう。
    例:
    ∃{xy: x saved y from drowning}.
    ∃{x: ∃{y: x saved y from drowning}.

  • という訳で、polyadic relative clauses というのは、自然言語にはあらわれない a godsend だ! 長い道程、論理と言語を精査してきた結果、自然言語を超えて得られたものだ。


こつこつ。

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