2009年7月21日火曜日

【DBiD】2 関係と型


* 2 関係と型
自分なりのポイントを自分なりの言葉で書く。

- まず、基本的には、リレーショナルモデルにもいわ
ゆる型がありますよ、ということ。

** Coddのオリジナルモデルからの修正
- Coddがドメインと呼んでいるものは型にすぎない
- Coddは、異なる型に属する属性間の比較を許してい
る(ドメインチェックオーバーライド)が、これは禁
止されるべきである。
- データの「原始性」という言葉にはちゃんとした意
味はない。
- 何が「原始的」かは、ユーザの観点というかニー
ズによる。

** リレーショナルモデルの型システム
- 型
- = 値の名前付き集合
- リレーショナルモデルの型システムの特色/注意点
- 強い型付けである。
- 本書ではすべての値は単独の型にのみ属するもの
とする。リレーショナルモデルの型継承及び型多
重継承については割愛する。(そんなものあるの
か?)
- すべての式は型をもつ。
- リレーショナルデータベースに含まれる変数は
関係変数のみである。他の変数は存在しない。
- 再帰的な型の定義を許さない。すなわち、関係r
の型がTであるとき、関係rの属性の型がTである
ことは許されない。
- ポインタ型は存在しない。この部分、記述が弱く
て正確には理解できないが、おそらくCのポイン
タのイメージだろう。メモリアドレスを取り扱
うような型ということかな。
- 型はスカラーと非スカラーに大別される。
- 非スカラー型
- = タプル型または関係型のこと。
- スカラー型
- = スカラー型以外の型。
- 属性へのアクセスはセレクタで行う。セレクタ
は例えばSNO('S1')など。
- 属性として関係も使える。これを関係値属性
(Relation-Valued Attributes)と言う。SQLでは
サポートされていない。


こつこつ。

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