2009年7月7日火曜日

プログラミングの習作という考え方

プログラミングの学習の道程は長いですね。
まだまだ知識が足りなくて、まともなプログラムが組めるとは思えません。

雛鳥がある日飛び立つように、いろいろな準備がととのったら自然と自分自身のプログラムを書き初めるのかなぁ、と思っています。

もともと書きたいもの、実現したいことはいろいろあるんです。それを実現するために言語としてはCommon Lispを選択しました。その選定だけで1年くらいつかったかもしれません。で、ちゃんとした学習をはじめて1年半くらい。1年半前とくらべれば、自身としては進歩していると思うのですが、知らなければいけないことの分量からすると道遥です。

そのことはこんな風に考えています。

たとえば、理論物理学で何か仕事をなそうと思ったら、やはり大学レベルの物理と数学の理解は仕事の分野によらず大事だと思うのです。ぱっと思いつくところを列記すると(物理だけ)、古典力学、光学、熱力学、解析力学、電磁気学、場の理論、量子力学、特殊相対性理論、一般相対性理論、固体物理、流体力学、統計力学、場の量子論、量子電磁力学、量子色力学、非線形の基礎あたりまでは進む分野にかかわらずきっちりおさえておかないとお話にならないと思うのです。この年齢まで計算機とその周辺というのをじっくりと勉強したことがなかったので、今はそういう蓄積をしているときだという位置付けです。

そんなこんな、なんですが、目標としている成果物じゃなくても、プログラミングにも習作というのがあるのではないか、と思えてきました。もちろん、あるとは思うのですが、自分自身がそれがあると考えられるようになったことが大事です。

Shibuya.lisp TT#3のShiroさんのお話にあったToyであっても、習作としていくつか取り組んでいくこともありなんじゃないかと思えてきました。

それは模写かもしれないしスケッチかもしれないし、そういうメタファのない何かかもしれません。

ちょっと考えてみようと思います。

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