2009年7月13日月曜日

【AIMAメモ】FOPLの確定節(definite clauses)

まず、訳語の揺れについて。
第七章の命題論理では、definite clausesを確定節としているが、一階述語論理の第九章では限定詞節としている。よくわかんなくなっちゃったので、原書を確認した。ま、このくらいはしょうがないのかな。

で、一階述語論理(FOPL:FOPLはFOLとほぼ同義)にもホーン節的なものは存在しているのだ(AIMAではFOPLの方はホーン節と呼ばない)。
ここではホーン節と呼んじゃおう。

ホーン節は正リテラルをゼロ個または一つ含む。一つ含む方をdefinite clausesと呼ぶ。またFOPLの場合の違いは、全称限量子が略記されていると見做す。これがPrologの文だ。

hoge(X) :- piyo(X),poyo(X).

というわけで、PrologのKBはホーン節の選言文となる。すなわちFOPLよりは記述力が弱い。そのかわりに、推論のスピードを確保している。ホーン節も記述力はナカナカなので、落としどころ、という感じか。

詳細はまだつかめていないが、FOPL(FOL)とPrologの関係はイメージできるようになった。

0 件のコメント: