2008年7月17日木曜日

【パタヘネ】7章 容量と速度の両立:記憶階層の利用 (その3)

こつこつ。

  • 7.3 キャッシュの性能の測定と改善

    • ストール (stall):航空機が失速すること。自動車などで、エンジンが急に停止してしまうこと。
    • CPU時間 = (CPU実行クロック数 + メモリ・ストール・クロック数) * クロック・サイクル時間
    • メモリ・ストール・クロック数 = 読み出しストール・クロック数 + 書き込みストール・クロック数
    • 読み出しストール・クロック数 = プログラム当たりの読み出し件数 * 読み出しミス率 * 読み出しミス・ペナルティ
    • 書き込みの場合は方式による。

      • ライト・スルー方式。

        • ストールの原因は2つ。書き込みミスと書き込みバッファのストール。
        • 書き込みストール・クロック数 = (プログラム当たりの書き込み件数 * 書き込みミス率 * 書き込みミス・ペナルティ) + 書き込みバッファ・ストール

      • ライト・バッファ方式。

        • ストールの発生は、書き込みの頻度だけでなく、書き込みのタイミングにも影響されるので、単純な式にはならない。
        • 十分なライト・バッファならば、ストールはわずかであり、無視してよい。

      • ライト・バック方式。

        • ストールの発生は潜在的である。キャッシュ・ブロックの置き換えのタイミングで発生する。


    • 「遺憾なことだが、標準的なアルゴリズム分析では記憶階層の影響は無視されている」


この節、長い。。。後半ぐだぐだになった。まずは通読ということで、先へ進む。

0 件のコメント: